iTunesでiPhoneのバックアップを保存する方法!保存先の場所や削除方法についても解説

iTunesは音楽や動画を管理するのに便利なアプリですが、iPhoneやiPad内の写真・音楽・アプリ等のバックアップデータを作成・保存することもできます。本記事ではiTunesでiPhoneのバックアップデータを保存・削除する方法および保存先の場所について解説していきます!!
iTunesをまだPCにインストールしていない方は、下の記事を参考にインストールしてみましょう。
iTunesでiPhoneのバックアップを保存する方法
早速、バックアップの取り方について説明します。流れは次の通りです。
バックアップの手順
- iTunesが自動的に同期しない設定になっているか確認する
- バックアップデータを作成・保存する
- バックアップがとれたか確認する
自動的に同期しない設定になっているか確認する
バックアップの作成に際してiPhoneやiPadとPCを繋ぐ前に、iTunesが「自動的に同期しない」設定になっているか必ず確認してください。未設定の状態で接続するとiPhone等のデバイスのデータがすべて消えてしまいます!
確認手順は次の通りです。なお、Windows10の画面で説明しますので、あらかじめご了承ください。
iTunesで「編集」→「環境設定」の順にクリックしましょう。

「デバイス」をクリックしましょう。「iPod、iPhoneおよびiPadを自動的に同期しない」にチェックがついているか確認しましょう。もしチェックがなければ、チェックを入れて右下の「OK」をクリックします。

バックアップデータを作成・保存する
iTunesが自動的に同期しない設定になっていることを確認したら、次は本題のバックアップデータの作成・保存を行います。はじめてPCとiPhoneを接続する場合と2回目以降の場合で操作画面が異なります。それぞれやり方を説明します。
はじめてPCとiPhoneを接続する場合
まずはPCとiPhone(iPad、iPod)をUSBケーブルで接続しましょう。するとiPhone側では下のような画面が表示されます。「信頼」をタップしましょう。

iPhoneにパスコードを設定している場合は、入力を求められます。

これでiPhoneの操作は完了です。
PC側でも操作が必要になります。「このコンピュータがこのiPhone上の情報にアクセスするのを許可しますか?」というウィンドウが表示されますので、「続ける」をクリックしましょう。

「続ける」をクリックしましょう。

同期が自動的に開始されます。同期中は赤枠のように表示されます。2分程度で終わるので、少し待ちましょう。

「開始」をクリックしましょう。

PCと接続しているデバイスの電話番号やデータ情報等が表示されます。「今すぐバックアップ」をクリックしましょう。

iPhoneのバックアップが開始されます。赤枠部分に進捗状況が表示されます。

バックアップ中や同期中はiPhone画面に赤枠のマークが表示されます。
このマークが表示されている間は、iPhoneとPCの接続を解除してはいけません。

PC画面に戻ります。バックアップデータの作成・保存が完了すると、赤枠部分がAppleのロゴマークに変わります。また、画面右下の「最新のバックアップ」欄に先ほど行ったバックアップ作成履歴が追加されます。

2回目以降の場合
2回目以降の接続の場合の手順を説明します。iTunes画面左上のiPhoneアイコンをクリックしましょう。

PCと接続しているデバイスの情報が表示されます。「今すぐバックアップ」をクリックしましょう。

iPhoneのバックアップが開始されます。

バックアップの作成・保存が完了すると、Appleのロゴマークが表示されます。また、画面右下の「最新のバックアップ」欄に先ほど行ったバックアップ作成履歴が追加されます。

バックアップがとれたか確認する
バックアップがきちんと作成できたか、念のため確認しておきましょう。
iTunes画面で「編集」→「環境設定」の順にクリックしましょう。

「デバイス」をクリックしましょう。「デバイスのバックアップ」欄にバックアップの作成を行ったデバイス名が表示されていればOKです。

iTunesで作成したiPhoneのバックアップの保存先
バックアップデータの保存場所も気になるところですよね。いざというときのために把握しておくといいかもしれません。
♦バックアップデータの保存場所【Windows10 PCの場合】
「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup」
iTunesでiPhoneのバックアップを削除する方法
iPhoneに不具合が起きて復元したい時等のために、バックアップデータを作成しておくことは重要です。しかし頻繁にバックアップを保存していくと、どんどんたまっていき、PCの容量を圧迫することとなります。そのためデータ整理の一環で、不要なバックアップデータを削除することも大切です。
バックアップデータの削除手順を紹介します。まずはiTunes画面で「編集」→「環境設定」の順にクリックしましょう。あとは削除したいバックアップデータを選択した状態で、「バックアップを削除」をクリックすれば削除できます。

まとめ
iTunesでバックアップを保存しておくと、iPhoneやiPodが故障した際等に復元できるので便利です。月に1回くらいのペースで、定期的にバックアップを取ると安心でしょう。